介護タクシー 必要な資格と免許 完全ガイド|4つの資格・取得方法・費用【2026年版】

二種免許・初任者研修・運行管理者・整備管理者を一気に整理

介護タクシー 必要な資格と免許 完全ガイド|4つの資格・取得方法・費用【2026年版】

介護タクシーに必要な資格は何個? まずは結論

①第二種運転免許

1人開業 (車両1〜4台)
必須
5台以上の事業所
必須(運転者全員)
備考
教習所で取得可能

②介護職員初任者研修

1人開業 (車両1〜4台)
実質必須
5台以上の事業所
必須(運転者全員推奨)
備考
乗降介助に必要

③運行管理者

1人開業 (車両1〜4台)
本人兼任で可
5台以上の事業所
専任の有資格者必要
備考
国家試験あり

④整備管理者

1人開業 (車両1〜4台)
本人兼任で可
5台以上の事業所
専任の有資格者必要
備考
実務経験 or 講習で可

ポイント

車両4台以下までは、運行管理者と整備管理者は事業主本人が兼任できます。つまり1人開業なら「第二種免許 + 介護職員初任者研修」の2つを取得すればスタート可能です。

①第二種運転免許 (必須・全員)

受験資格

内容
21歳以上、普通免許取得から3年以上経過

費用

内容
教習所通学で約20万円、合宿で約18〜23万円

期間

内容
最短8〜10日、通学なら1〜2週間

試験内容

内容
技能試験(MT/AT)・学科試験・適性検査(視力・深視力)

視力要件

内容
両眼0.8以上、片眼0.5以上、深視力で誤差2cm以内

難易度

内容
★★☆☆☆ 普通免許保持者なら比較的易しい

深視力検査に注意

二種免許は深視力(立体視)検査があり、加齢とともに難しくなります。40代以降の方は事前に視力検査を受けておくと安心です。不合格でも再受験可能ですが、教習費用がかさみます。

②介護職員初任者研修 (実質必須)

受験資格

内容
なし(誰でも受講可能)

費用

内容
8〜13万円(スクールにより差)

期間

内容
通学で約1〜2ヶ月、通信併用で短縮可

カリキュラム

内容
全130時間(講義+演習+実習)

修了試験

内容
筆記試験あり、難易度低め

難易度

内容
★☆☆☆☆ 講義に出席すればほぼ修了可能

費用を抑えるコツ

ハローワークの「教育訓練給付制度」を使えば最大20%(上限10万円)が支給されます。求職中の方なら職業訓練として受講料無料のコースもあります。

③運行管理者 (5台以上の事業所で必須)

受験資格

内容
事業用自動車の運行管理に1年以上の実務経験 or 基礎講習修了

費用

内容
受験料6,000円 + 基礎講習8,900円(必要な場合)

期間

内容
年2回の試験 + 講習(3日間)

試験形式

内容
CBT試験、30問・正答18問以上で合格

合格率

内容
約30〜40%

難易度

内容
★★★☆☆ 法令の暗記が中心

1人開業なら不要

車両1〜4台で運営する個人事業主の場合、事業主本人が運行管理者を兼任することが認められています(運行管理者試験合格は不要)。ただし運行管理規程の作成と運行記録の保管は義務です。

④整備管理者 (5台以上の事業所で必須)

  • ルートA: 実務経験 整備工場や運送事業者で2年以上の整備実務経験があればOK
  • ルートB: 講習 自動車整備士3級以上 + 整備管理者選任前研修(2日間)で資格取得
  • 費用 講習料は約12,000円。整備士資格を別途持つ必要あり
  • 難易度 ★★☆☆☆ 実務経験があれば書類提出のみ

資格取得の順番とタイミング

  1. Step 1 (開業6ヶ月前): 普通自動車第二種免許の教習所申込み — 通学なら1〜2ヶ月
  2. Step 2 (開業4ヶ月前): 介護職員初任者研修の受講 — 1〜2ヶ月
  3. Step 3 (開業3ヶ月前): 福祉車両の購入・契約、車庫の確保
  4. Step 4 (開業2ヶ月前): 運輸支局への許可申請(審査2〜4ヶ月)
  5. Step 5 (開業1ヶ月前): 法令試験の受験(運送業許可の最終要件)
  6. Step 6 (開業当日): 運輸開始届の提出、営業開始

法令試験を忘れずに

許可申請後、運輸支局で「法令試験」を受験します。道路運送法・運輸規則・労働基準法等の知識が問われ、不合格なら再試験。市販テキストで対策可能ですが、軽視せず必ず勉強しておきましょう。

資格取得にかかる総費用と期間

第二種運転免許

費用
約20万円
期間
1〜2ヶ月

介護職員初任者研修

費用
8〜13万円
期間
1〜2ヶ月

合計

費用
**28〜33万円**
期間
**3ヶ月程度**

補助金で実質負担を減らす

ハローワークの教育訓練給付制度で最大20%、自治体の介護人材育成補助金で初任者研修費用が全額補助される地域もあります。お住まいの自治体のHPを必ずチェックしましょう。

よくある質問

Q.介護タクシーをやるのに介護福祉士の資格は必要ですか?+
A.介護福祉士は必須ではありません。介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)で十分です。ただし介護福祉士があれば訪問介護事業所の指定が取りやすく、介護保険適用の介護タクシー(介護保険タクシー)を運営できる強みがあります。
Q.1人で介護タクシーを開業するのに必要な資格は何ですか?+
A.第二種運転免許と介護職員初任者研修の2つで開業できます。車両4台以下なら、運行管理者と整備管理者は事業主本人が兼任可能です。資格取得費用は合計28〜33万円、期間は約3ヶ月が目安です。
Q.介護職員初任者研修はどのくらい時間がかかりますか?+
A.全130時間のカリキュラムで、通学なら1〜2ヶ月、通信併用コースなら最短3週間で修了できます。週末のみ受講可能なスクールもあるため、働きながらでも取得しやすい資格です。
Q.第二種免許の深視力検査が不安です。対策はありますか?+
A.深視力は3本の棒の動きを見て、中央の棒が他2本と並んだタイミングを当てる検査です。事前に視力検査(眼鏡店で500円程度)で確認できます。慣れれば誰でも合格できますが、不安な場合は教習所の事前検査サービスを使いましょう。
Q.資格を取らずに介護タクシーをやることはできますか?+
A.できません。第二種免許がない場合は旅客運送業の許可が下りませんし、介助なしで利用者を運ぶのは現実的に不可能です。資格取得を省略して開業しようとすると、許可申請の段階で却下されます。
Q.介護タクシーの資格取得に補助金は使えますか?+
A.ハローワークの「教育訓練給付制度」で介護職員初任者研修の受講料の最大20%(上限10万円)が支給されます。さらに自治体によっては介護人材育成補助金で全額補助されるケースもあります。求職中の方は職業訓練校で無料受講も可能です。
Q.資格を取るのに最短何ヶ月かかりますか?+
A.第二種免許を合宿で取得(8〜10日)、介護職員初任者研修を最短コースで受講(3週間)すれば、約1ヶ月で2つとも揃います。ただし許可申請の審査が2〜4ヶ月かかるため、開業までは合計4〜5ヶ月が現実的なラインです。

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参考リンク・出典