法令・実務

輸送実績報告書の実車キロ・営業収入・輸送人員の数え方|介護タクシー向け

年次報告で間違いやすい3項目を、日報からどう集計するか

輸送実績報告書の実車キロ・営業収入・輸送人員の数え方|介護タクシー向け

年次報告で間違いやすい3つの数字

実車キロ

意味
利用者を乗せて走った距離
よくある間違い
迎車・回送距離を含めてしまう

総走行キロ

意味
営業所から戻るまでの全走行距離
よくある間違い
実車キロだけを書いてしまう

輸送人員

意味
運送した延べ人数
よくある間違い
実人数で数えてしまう

営業収入

意味
運送に対する収入
よくある間違い
介助料・機材料との区分が曖昧

実車キロと総走行キロの違い

営業所 -> 利用者宅

実車キロ
含めない
総走行キロ
含める

利用者宅 -> 病院

実車キロ
含める
総走行キロ
含める

病院 -> 利用者宅

実車キロ
含める
総走行キロ
含める

利用者宅 -> 営業所

実車キロ
含めない
総走行キロ
含める

点検・給油の移動

実車キロ
含めない
総走行キロ
含める

日報で実車・空車を分ける

年度末にまとめて分けるのは危険です。運行ごとに実車距離と空車距離を分けて残すと、輸送実績報告書の数字を説明しやすくなります。

日報から実車キロ・輸送人員・営業収入を集計する流れ
年次報告の数字は、日報の入力粒度で精度が決まります。

輸送人員は延べ人数で数える

片道1名

輸送人員の数え方
1人

同じ利用者の往復

輸送人員の数え方
2人

利用者1名 + 家族1名が同乗

輸送人員の数え方
運送対象として数える範囲を日報で区分

施設から病院へ2名同時送迎

輸送人員の数え方
2人

営業収入に何を含めるか

総売上をそのまま書かない

運送収入、介助料、機材使用料、生活支援料金などをすべて混ぜてしまうと、後から説明しにくくなります。少なくとも日報・売上管理では内訳を分けておきましょう。

メーター運賃

管理方法
運送収入として記録

迎車料金

管理方法
運送に付随する料金として記録

待機料金

管理方法
運送に付随する料金として記録

乗降介助料

管理方法
介助料として内訳を分ける

車椅子・ストレッチャー使用料

管理方法
機材料として内訳を分ける

生活支援サービス

管理方法
別サービス売上として分ける

よくある質問

Q.実車キロに迎車距離は含めますか?+
A.通常、実車キロは利用者を乗せて走った距離です。営業所から利用者宅までの迎車距離や、降車後の回送距離は実車キロではなく総走行キロ側で管理します。
Q.往復送迎の輸送人員は1人ですか2人ですか?+
A.延べ人数で数えるため、同じ利用者でも往復なら2人として数えます。片道ごとに日報へ残すと、年度末の集計で迷いません。
Q.介助料は営業収入に含めますか?+
A.報告や会計で説明できるように、運賃・料金と介助料・機材料を内訳で分けて管理するのが安全です。総額だけで管理すると、輸送実績報告書や確定申告で確認しにくくなります。

日報から年次報告の数字を自動で追えるようにする

マゴライドなら、予約・運行・日報・売上の記録から、実車距離、総走行距離、運送回数、輸送人員、営業収入を追いやすくできます。年度末に手計算で迷う前に、毎日の記録を分けて残しましょう。